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鎌倉ビールスタンダード 食事と一緒に楽しむビール
初夏の鎌倉 ・・・
路傍のあちこちで、風雅な花を咲かせる露草を見つけました。俳句の世界では、月光を浴びて咲くことから「月草」ともいわれる野の花です。お気に入りの小さな一輪挿しに飾って、夕暮れの窓辺におきました。露草の爽やかな青色に似合うのは、すっきりとした味わいのアルトタイプ。上面発酵酵母の落ち着いた上品な香り、色は美しい赤褐色、苦味のない端正な味は、正統派の名にふさわしいビールです。
秋の鎌倉 ・・・
源氏山の麓の小さなお寺の境内で、りんどうが紫色の花をつけたとき、秋の訪れを感じました。晩秋まで咲く花の生命力を尊ぶかのように、源氏の紋は笹をあしらった「笹りんどう」。英雄頼朝にちなみ、鎌倉の市花もりんどうです。 モルトの甘味と香ばしさ、黒ビールを思わせる深い褐色、芳醇な味わいの「花」は、華やかさと強さを併せ持った個性的なビールです。香りと風味のバランスを楽しめるマイルドな口当たりで、ビールの魅力を再発見することでしょう。
晩春の鎌倉 ・・・
谷戸にひっそりと咲くしゃがの花に、心を奪われました。深い緑の群れに、淡い紫色の花が咲き乱れ、それはまるで夜空に輝く星のまたたきのよう。 花ことばは「私を認めて」。日陰が好きなしゃがのつぶやきを聞くようです。 主張しない、けれど存在感のあるしゃがの花のように、ペールエールもまた飲むほどに味わいの深まるビールです。 柑橘系のホップの香り、宵の明星を思わせる淡い黄金色、ほのかな苦味を残したマイルドな喉ごしが印象的です。